こんにちは。
夫婦問題について考えるサイト、管理人のアキコです。
長く付き合っている夫婦となると、必ずといって良いほどすれ違いは生じますよね。
家族になったとは言え、もともとは他人同士なわけですから、100%解り合うことは不可能です。
夫婦問題に発展する大きな原因は、まさにこの、夫婦間のすれ違い。
小さなすれ違いから、やがて大きな隔たりへと変わっていきますので、注意が必要です。
今日はそんな夫婦のすれ違いについて、原因と改善案・方法をお話したいと思います。
夫婦のすれ違いには、3つの原因があります
夫婦のすれ違いはなぜ起こってしまうのでしょうか?
愛し合って結婚したはずなのに、一生寄り添うはずのパートナーが一番の敵になってしまうのは悲しいものですよね。
すれ違っていく過程には、やはり理由があります。
夫婦のすれ違いを生じさせる、3つの原因をご紹介しましょう。
1.一緒にいすぎてしまうことでの馴れ合い
恋人同士の頃は、お互いの自由時間がたっぷりとあったはずです。
仕事をして帰ってきても、一人暮らしや実家で、常にパートナーと一緒にいるわけではありませんよね。
ところが、結婚すると良くも悪くも帰ったら必ず顔を合わせて、同じ空間で過ごすことになります。
そうなると、恋人から家族へと変わってしまい、ただドキドキ感だけを持っていられるだけの相手では無くなってしまうのです。
そんな馴れ合いの中から、
- 愛情表現なんて、無くても伝わるだろう
- 感謝の気持ちを伝えなくても、お互いにわかっているだろう
という甘えとも言える余裕が生まれてしまうのです。
同じ屋根の下で暮らす、家族になった二人だとしても、人間としての馴れ合いは避けるべきです。
ストレスが溜まったり、セックスレスや言い争いなどのすれ違いに発展するパターンが増えてしまいます。
2.男と女から、パパとママになってしまう
出産を機に、男と女は一気にパパとママになってしまいます。
世の中の風潮からいっても、まだまだ育児のほとんどは、ママが担当するというのが当然という流れ。
それこそがそもそも社会的な問題でもあるのですが、子供が産まれると家庭内は全てが子供中心に回っていきます。
ママは育児で大忙し、パパは仕事から帰ったら家ではゆっくりしたい。
少しでも育児に参加して欲しいママは、疲れているパパの気持ちを組めず、「私ばっかり育児して、、、」というマインドに。
反対にパパは、「育児で休んで、いつも子供と一緒に遊べて良いご身分だな」というマインド。
子はかすがいと言いますが、産まれたばかりの子供を育てる夫婦には、すれ違いを生む障害であることは間違いありません。
3.そもそも男女で価値観が違う
結婚前に付き合っている時、一緒に暮らし始めた時、新婚になった時。
その時は「楽しい・好き」という気持ちから、お互いを尊重し会えたことでしょう。
しかし、結婚して夫婦になってしまうと、「楽しい・好き」といった感情は現実に埋もれていってしまいます。
そうなると、友達よりもシビアな、気を遣わない普通の男女になってしまうのです。
夫は男性としての価値観を女性に求め、妻は女性としての価値観を夫に求める。
そうなると考え方の違いから、すれ違いはたくさん生まれてしまいます。
普段の生活や会話、旅行先での過ごし方など、相手に合わせずに自分の価値観を優先したいという気持ちから、どんどんすれ違いを感じるようになっていくのです。
男性脳と女性脳の違いで、必然的にすれ違いは起こり得る
すれ違いの原因の3つ目に挙げた男女の価値観について、もう少し掘り下げていきましょう。
よく、
男「女って話が長い。しかもオチがないし、話がどんどん変わっていく。まとまりがない。」
女「男って何でシチュエーションを大事にしないのかしら?もっと過程を楽しみたいのに。」
というようなことを聞いたりしませんか?
男性と女性って、本当に価値観が違いますよね。
生物学的にも証明されているようなのですが、男性は理論的に、女性は感情的に行動していく傾向があるようです。
男性脳の特徴
- 長々と話さず、結論から端的に伝える
- 1人だけでなく、同時に何人も同等に愛せる
- 目新しいものを好む
- 誰にでも見栄を張りたがる
- 出来るだけ、自分の中で問題を解決しようとする
女性脳の特徴
- 話にまとまりを求めず、好きなことを好きなタイミングで話す
- 1人を独占したいと思う
- 自分の興味あるものは欲しいと思うが、世間一般で流行っているものにはあまり興味を示さない。
- 女性同士では見栄を張り合うが、男性には同調してあげられる
- 悩み事はすぐにでも誰かに打ち明けてスッキリしたい
という風に、感情レベルで男女には大きな違いがあります。
そもそも男女には、すれ違う要因が遺伝子レベルであることがわかります。
夫婦になってお互いに気遣いを無くしていくと、それぞれの本能的な主張が高まってしまい、すれ違いは必然的に発生するんですね。
夫婦間のすれ違いを解消する【3つの簡単な方法】
では、夫婦間のすれ違いを回避する&無くすにはどうしたら良いのでしょうか。
簡単で効果的な方法が3つありますので、ご紹介します。
1.演技でもいいから、相手を褒めて感謝の言葉を伝える
言葉に出して、相手を褒めたり感謝を伝えるのはとっても大事です。
褒められたり、感謝を伝えられて嫌な気分になる人はいませんよね。
最初は演技でも全然構いません。
褒めるポイントや、感謝する事柄を探すという行為が大事なんです。
相手をリスペクトする作業を頭の中ですることで、パートナーを思いやる気持ちを再度呼び起こします。
これを続けていくと、自然と相手を褒めたり感謝することが出来るようになります。
夫婦になると当たり前のことが出来なくなりますので、思いやりを持つためのリハビリやトレーニングをしていくことが大事です。
2.積極的に別々の時間を作る
夫婦になると、ずーっと同じ屋根の下で暮らすことになります。
もちろんそれはメリットでもあるのですが、すれ違いを産む大きな要因であることは前述しました。
なので、少しの間離れる時間を大切にすることも大事です。
「付かず離れずが恋の術」という歌詞がミスチルの曲にもありますが、まさにその通りです。
ずっと一緒にいるよりも、離れて会いたいと思えるような距離感を保つことも大事です。
子供がいる夫婦であればパートナーにお願いをして、ひとり時間をあえて作ることも、すれ違いを避ける方法にもなります。
3.最低でも2週間に1回は、ベッドで体を重ねる
セックスに勝るコミュニケーションは無し。
すれ違いの殆どが、「お互いに面と向き合って会話をしない」ことが原因です。
しっかりと時間をかけて愛し合い、終わった後にゆっくりと話し合う時間を取れれば、すれ違いは無くなります。
夫婦のセックスレスも問題となっている昨今ですが、お互いに予定を決めあって行為をするということは本当に大事。
子供がいる場合は落ち着いて出来ないこともありますが、その場合はホテルに行くなどの工夫もしてみて下さい。
男女の関係をいつまでも続けられる夫婦は、すれ違いなんて無い、素敵なパートナー同士になっているはずです。
【夫婦のすれ違い】を修復・改善するための、3つの簡単な方法 まとめ
いかがでしたでしょうか?
夫婦間ですれ違いが生じるのは、至って普通なことかもしれません。
しかし、それが長引いたり、気持ちに余裕がなかったりすると、相手が嫌になって「離婚」という話にまで膨れ上がってしまいます。
スキンシップを取ったり、相手を褒めたりすること。
単純ですが、それだけで夫婦のすれ違いは無くなるはずです。