こんにちは
夫婦問題について考えるサイト、管理人のアキコです。
今日は「不倫脳」について記事を書きたいと思います。
「不倫脳」って一体なに?
そもそも、不倫脳って一体何でしょう?
不倫脳を簡単に言ってしまうと、
秘密の恋愛や情事に楽しみを見出して、
不倫を繰り返してしまうマインドのこと
を言います。
秘密や隠し事というものは、イケないとは思っていても快感に思えてしまうものです。
例えば、子供がよく注意されるような「やってはいけません」という行動。
いけないのはわかっていても、それなりに楽しみがあるからやりたくなるものなのです。
そして結婚後の恋愛というものは、法律的にもNG。
しかし、そんな大きなリスクやスリルがあるから、バレなければ楽しんですよね。
通常脳であれば倫理観が働いてブレーキをかけることが出来ます
ただ、恋愛という麻薬に侵されている不倫脳では、とうていストップを掛けることが困難なのです。
「不倫脳」は、特に男性に多い傾向がある
女性からのクレームが来そうな発言ではありますが、男性が不倫という行動に走るのは、ある意味正常なのです。
生物学的に言うと、子孫繁栄のためには、男性は種を撒き散らす必要があります。
そのため、一人でも多くの女性に対して、自分の種子を分け与えることは極めて自然の流れなんです。
不倫脳は、遺伝子として男性の脳に組み込まれているんですね。
ただ、現代社会においてその行為が許されるかと言えば、もちろんNGです。
ここ日本では原則として、子を授かるのは配偶者との間だけというルールがあるからです。
しかし、生物としての不倫脳の働きを、男性は元来持ち合わせているということは事実なのです。
女性の場合の「不倫脳」
男性が生まれつき不倫脳のメカニズムを持っているのであれば、女性はどうでしょう?
女性の場合、不倫や浮気をしてしまうパターンとして2つの場面があります。
一つは、癒やしを求めての不倫・浮気
- 旦那や彼氏が以前のように愛してくれない
- 仕事や育児、生活で疲れた
といったストレスから開放されたいという欲求から、親しい男性に癒やしを求めてしまうのです。
狼のような男性が近くにいる場合、弱った羊は格好の餌となります。
「男性は性欲を満たしたい、女性は癒やされたい」というお互いのニーズがマッチしてしまうため、簡単に2人は恋愛へと発展していきます。
本来、女性の方が男性よりも倫理のブレーキが強いのですが、どうしても弱っている時はそのブレーキが緩んでしまう傾向にあります。
そして一度優しさを味わった女性は、相手に対して情を持ってしまうため、何度も情事を重ねてしまう不倫脳へと発展してしまうのです。
もう一つは、カワイイと言われたい欲求
男性や異性からたくさんチヤホヤされたい。
そんな自己顕示欲が強い女性も不倫脳である人が多い傾向にあります。
女性にとって、言葉で褒められるということは科学的にもキレイになれるという実証があるようです。
ホルモンが分泌されて細胞が活性化するため、実際に内面からキレイになってくのです。
そんな女性は自分から異性との関係を好んで持とうとします。
自己顕示欲を満たすと同時に、リスクを犯すスリルも楽しむため、不倫や浮気に快感を見出してしまうのです。
「不倫脳」になってしまう3つの理由
どんなにモラルのある人や、倫理観が強い人でも不倫脳へと変わってしまうのでしょうか?
不倫脳へと変わっていく理由を挙げていきたいと思います。
非日常的な強い刺激
夫婦生活をしていると、日々の全てがマンネリ化していきます。
付き合いたてや新婚の頃の初々しさは失われていき、子供が産まれれば夫婦は男女としてお互いを意識しなくなります。
そういったマンネリを感じたまま過ごしていると、ふと目の前に現れる異性との関係は、とても新鮮に感じるものです。
会話をしているだけだったり、ただ手を触れるだけでも、失っていた恋愛感情を思い出し、その刺激の虜になっていくのです。
そして一線を越えてしまうスリルは、悪いと認識している分、とてつもなく強く気持ちの良い刺激となります。
それが麻薬となり、不倫脳へと変わっていくのです。
ストレスからの開放
女性の不倫脳の項目でも書きましたが、人はストレスを感じている時、精神的に非常に弱くなります。
そんなタイミングで異性から優しい言葉を受けたり、肌を触れ合わせることで、その相手に癒やしと情を抱くことになります。
最初は一度だけと思いつつも、その人ともっと一緒にいたいという気持ちが強くなります。
そしてどんどん深みにハマっていき、不倫脳へとマインドが変化していきます。
自分が必要とされているという充実感
人には自己実現欲求というものがあります。
- 自分は人から求められている
- 人に頼りにされたい
- 誰かの力になりたい
- 他人から認められたい
という欲求のことです。
男女問わず、人から必要とされるということは嬉しいもの。
「あなたと一緒に入られて嬉しい」なんてセリフを言われて、嫌になる人はあまりいませんよね。
ちょっとした用事などで頼られる分には構わないのですが、一線を越えてしまうような場面にまで発展すると、、、
そこに刺激もプラスされて、どんどんハマっていってしまいます。
そして気づけば抜け出せない、不倫脳へと切り替わってしまうのです。
「不倫脳」な人の特徴
不倫脳の人にはどんな特徴があるのでしょうか?
男女に共通している部分を挙げていきましょう。
野心が強い人
成功したいという人は、自己顕示欲が強い表れでもあります。
恋愛においても自ら動くタイプで、決まったパートナーがいたとしても、他に相手を見つかれば積極的にアプローチしていくでしょう。
仕事が出来るため要領もいいので、嘘を上手く付けるため、不倫や浮気も上手く回してしまうのです。
そのため、「バレなければ良い」という考えを持って、不倫脳を自分自身で上手くコントロールします。
甘え上手な人
甘えるのが上手い人も不倫脳に陥りやすいといえます。
相手の懐に入り込んでいくことで、どんどん深い関係に陥りやすいからです。
甘えるということは、肌の触れ合いを自分で求めるパターンにも繋がりやすいので、比較的一線を簡単に超えてしまいます。
そして深みにハマっていき、相手が変わっても不倫を繰り返していくのです。
世話好きな人
甘え上手な人とは反対に、甘えるのが下手で世話好きな人もまた、不倫脳の特徴と言えます。
これも自己顕示欲の延長で、自分自身を肯定してくれたり認めてくれる人に心を許しやすいからです。
甘え上手な人と世話好きな人の不倫関係は、セットで起こる典型的なパターンかもしれません。
甘えられることで世話好きのスイッチが入り、お互いに不倫関係に浸かっていくパターンです。
社交的な人
「人が好き、人から嫌われたくない」という人も不倫脳になりやすいタイプです。
いわゆる八方美人な人は、良くも悪くも人が寄ってきます。
男女を超えて、2人で飲みにいけるような社交的なタイプの人には、不倫になりやすいシチュエーションが多いです。
そして友達の枠を超えてしまい、快感を味わって不倫脳に変わっていくケースもよくあります。
不倫脳について まとめ
不倫脳というものについて、どんなものかお分かりいただけましたでしょうか?
不倫脳=浮気性と言い換えても良いかもしれませんが、不倫と浮気では重さも違います。
パートナーがいるのに、他の異性と関係を持つリスクとスリルに快楽を味わうマインド、、、
ある種のギャンブルと一緒で、一か八かの賭けが快感なのでしょう。
恋愛感情の持つ魔力はとても強いものですが、バレたら最後、自分も相手も傷つきます。
そして、不倫の果てにハッピーエンドはなかなか無いと思います。
不倫脳になっている場合、いかにそこから抜け出すかが課題です。
恋愛に燃えた炎は、モラルで消せるほど弱くはありません。
不倫脳には誰もが陥る可能性があります。
あなたは大丈夫ですか?